ダーマペンの注意事項

アレルギー表示や体質・持病は要確認

ダーマペンの施術にはアレルギー反応を起こす物質が使用されます。特に「金属アレルギー」と「麻酔アレルギー」のある人は施術を受けられない可能性があるので確認が必要です。ダーマペンの施術に使用する針は金属製で、何度も刺すことになるので軽度の金属アレルギーの場合であってもストレスから重い症状へつながってしまうことがあります。症状の程度に関わらず、金属アレルギーがある場合はまず医師と相談してみましょう。また麻酔アレルギーは麻酔を使用しない施術であれば受けることができる場合がほとんどです。施術の内容をしっかりと確認して、アレルギーの発作を避けるようにしましょう。アレルギーがある場合は先に担当のスタッフに伝えておくと安心です。

金属や麻酔にアレルギーがない場合でも、かぶれやすい体質や皮膚炎を起こしやすい体質の人も注意が必要です。またその他にも妊娠中や重度の糖尿病、皮膚がんの治療を受けている人は受けることができません。アレルギーと同様に、ダーマペンの施術を受けたいという場合は主治医と美容クリニックのスタッフの両方に確認しておきましょう。施術を受けても大丈夫だと判断された場合は、睡眠をしっかりとるなど体調を万全にして向かいましょう。

施術後は過ごし方に注意が必要

施術後は施術箇所に赤みが出たり、アフターケアにも注意が必要であるため過ごし方には注意が必要です。施術を受けた後は針の刺激によりしばらく赤みが残ります。時間を置けば元の肌の色に戻りますが、施術箇所に触れられないため外出の予定には気を遣いましょう。施術後は約6時間かけて穿孔した穴はふさがりますが、それまでの間メイクの他にも洗顔や基礎化粧品や日焼け止めなどを塗ってはいけません。そのため赤みをカバーするメイクなども不可であり、施術箇所の赤みを気にする人は外出を避ける方が良いかもしれません。

またダーマペンの施術後は肌にストレスがかかると様々な形で影響が出てしまう可能性があります。強い紫外線を浴びて日焼けをすると色素沈着を引き起こしたり、引っ掻いてしまうと赤みが取れず腫れたり、痒みを伴ってかぶれてしまうことがあるので注意しましょう。施術後、時間をしっかり置いたら保冷材で患部をクールダウンさせたり、紫外線には帽子や日焼け止めでしっかり対策を講じます。洗顔もやさしくゆっくり行い、タオルも柔らかいものを用意するのがベストです。施術を受けた翌日からは普段通りに過ごせますが、万全を期すためにしっかりと日焼け対策や後遺症対策を行いましょう。